秋田美人が送る、マズローの使い方(2)
2006年 07月 30日
こんにちわ。秋田美人こと、秋田俊介です。
前回に引き続き、マズローという心理学者の考え方の説明をいたします。
実は、マズローの使い方で、初歩的なものの一つとして、
「欲求段階説で自分より上位の欲求段階にいる人にしか、恋愛などのアドバイスを受けてはいけない」
というものがあります。
***
ちょっと難しい話ですが、AちゃんとBちゃんとCちゃんに登場してもらって(全員とも実在の人物ではありません)、話を進めていきます。
例えば、Aちゃんが欲求段階の3段目「愛と所属の欲求」にいるとします。
Bちゃんが4段目の「承認の欲求」にいるとします。
***
Aちゃんは「愛」とか「所属」を欲しているわけですから、Aちゃんの主な悩みは、
「彼氏の愛情をより自分に向けたい」とか「自分がどこかの組織にうまくなじめていない」というような悩みが多くなります。
で、欲求段階がAちゃんより上のレベルである、Bちゃんに相談するとすると、
「だいじょうぶよ、Aちゃんはかわいいし、性格もいいし、今のままで十分、彼氏に愛されると思うよ」
・・・といったように、ある程度、Aちゃんより大きく、余裕を持った回答が帰ってくることになります(ああ、説明するのが、むずかしい・・・)。
***
ところが、Cちゃんが第2段目の「安全の欲求」段階にいるとしましょう(日本人はあんまり多くないですが)。
そのCちゃんにAちゃんが相談すると、Cちゃんは、
「Aは、いいじゃないの。彼氏のことで悩めるなんて。私はいつもお父さんに殴られたりして、たいへんなのよ」
・・・という感じになります(ああ、この例もわかりやすいかねえ?)。
Cちゃんもかわいそうですが、Aちゃんも納得するアドバイスをもらえていないのです。
***
要するに、欲求段階を分析してみると、ある程度、自分が恋愛の相談をするべき相手が特定できるというわけです。
***
しかし、ここでもっと難しい話ですが、
日本人の女性はほとんどが3段階に達しているといわれており、4段階の人は少ないといわれています。
・・・ということは、あなたも3段階で、あなたの恋愛のアドバイスをしてくれる友達も3段階というのが多いパターンかもしれません。
その場合は、どうすればよいかといいますと、
以前の記事「恋愛コンサルタントが送る、恋愛アドバイスの受け方」を参考にしてもらえると、間違いは少ないと思われます。
(秋田美人の恋愛アドバイスの法則)
1. アドバイスをしてくれる友達は、本当に恋愛が上手な人かどうか?
2. アドバイスをしてくれる友達は、本当に幸せな人か?
3. アドバイスをしてくれる友達は、本当にあなたの幸せを考えてくれる人か?
・・・というやつですね。
***
それに加えて、恋愛の段階をどの程度、超えている人か? という視点を加えてもいいかもしれません。
つまり、
「あなたが彼氏を作ったことのない人なら、最低限、彼氏を作ったことのある人」
「あなたが彼氏とうまくいっていない人なら、最低限、彼氏とうまく行っている人」
「あなたが婚約するかどうかで悩んでいるなら、最低限、婚約した経験のある人」
「あなたが結婚するかどうかで悩んでいるなら、最低限、結婚した経験のある人」
・・・という感じです。
***
同じ欲求段階説の人どうしで、しかも同じ恋愛の段階の人どうしで考えていても、なかなか悩みが解決しない場合もありますし、
場合によったら、もっと悪い結果になってしまうこともありますので、
注意して、ご自分の恋愛を大切にしてくださいね。
***
話が長くなってしまったので、最後は簡単に書きますが、マズローの欲求段階説のレベルが同じ人と恋愛するとうまくいく可能性が高いです。
これ、けっこう大事なポイントですよ。
有名なグラッサー博士という人もこれに近い説を述べていらっしゃいます。
自分が第3段階であると思える女の子は、第3段階レベルの男性と付き合う。第2段階の女性は第2段階の男性と付き合う。
そうして、お互いの弱点をケアしながら、徐々に第4段階にまで上っていき、(ここからはなかなか苦労しますが)最終的には5段階を目指しましょう。
5段階の人間は世界でも5パーセントしかいないといわれており、かつ彼らはほとんどが何かの才能に秀で、名前を残しています。
ちょっと尻切れの説明になってしまってすみませんが、こういう考えを使って、自分にあった彼を探してみて下さいね。では。
前回に引き続き、マズローという心理学者の考え方の説明をいたします。
実は、マズローの使い方で、初歩的なものの一つとして、
「欲求段階説で自分より上位の欲求段階にいる人にしか、恋愛などのアドバイスを受けてはいけない」
というものがあります。
***
ちょっと難しい話ですが、AちゃんとBちゃんとCちゃんに登場してもらって(全員とも実在の人物ではありません)、話を進めていきます。
例えば、Aちゃんが欲求段階の3段目「愛と所属の欲求」にいるとします。
Bちゃんが4段目の「承認の欲求」にいるとします。
***
Aちゃんは「愛」とか「所属」を欲しているわけですから、Aちゃんの主な悩みは、
「彼氏の愛情をより自分に向けたい」とか「自分がどこかの組織にうまくなじめていない」というような悩みが多くなります。
で、欲求段階がAちゃんより上のレベルである、Bちゃんに相談するとすると、
「だいじょうぶよ、Aちゃんはかわいいし、性格もいいし、今のままで十分、彼氏に愛されると思うよ」
・・・といったように、ある程度、Aちゃんより大きく、余裕を持った回答が帰ってくることになります(ああ、説明するのが、むずかしい・・・)。
***
ところが、Cちゃんが第2段目の「安全の欲求」段階にいるとしましょう(日本人はあんまり多くないですが)。
そのCちゃんにAちゃんが相談すると、Cちゃんは、
「Aは、いいじゃないの。彼氏のことで悩めるなんて。私はいつもお父さんに殴られたりして、たいへんなのよ」
・・・という感じになります(ああ、この例もわかりやすいかねえ?)。
Cちゃんもかわいそうですが、Aちゃんも納得するアドバイスをもらえていないのです。
***
要するに、欲求段階を分析してみると、ある程度、自分が恋愛の相談をするべき相手が特定できるというわけです。
***
しかし、ここでもっと難しい話ですが、
日本人の女性はほとんどが3段階に達しているといわれており、4段階の人は少ないといわれています。
・・・ということは、あなたも3段階で、あなたの恋愛のアドバイスをしてくれる友達も3段階というのが多いパターンかもしれません。
その場合は、どうすればよいかといいますと、
以前の記事「恋愛コンサルタントが送る、恋愛アドバイスの受け方」を参考にしてもらえると、間違いは少ないと思われます。
(秋田美人の恋愛アドバイスの法則)
1. アドバイスをしてくれる友達は、本当に恋愛が上手な人かどうか?
2. アドバイスをしてくれる友達は、本当に幸せな人か?
3. アドバイスをしてくれる友達は、本当にあなたの幸せを考えてくれる人か?
・・・というやつですね。
***
それに加えて、恋愛の段階をどの程度、超えている人か? という視点を加えてもいいかもしれません。
つまり、
「あなたが彼氏を作ったことのない人なら、最低限、彼氏を作ったことのある人」
「あなたが彼氏とうまくいっていない人なら、最低限、彼氏とうまく行っている人」
「あなたが婚約するかどうかで悩んでいるなら、最低限、婚約した経験のある人」
「あなたが結婚するかどうかで悩んでいるなら、最低限、結婚した経験のある人」
・・・という感じです。
***
同じ欲求段階説の人どうしで、しかも同じ恋愛の段階の人どうしで考えていても、なかなか悩みが解決しない場合もありますし、
場合によったら、もっと悪い結果になってしまうこともありますので、
注意して、ご自分の恋愛を大切にしてくださいね。
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話が長くなってしまったので、最後は簡単に書きますが、マズローの欲求段階説のレベルが同じ人と恋愛するとうまくいく可能性が高いです。
これ、けっこう大事なポイントですよ。
有名なグラッサー博士という人もこれに近い説を述べていらっしゃいます。
自分が第3段階であると思える女の子は、第3段階レベルの男性と付き合う。第2段階の女性は第2段階の男性と付き合う。
そうして、お互いの弱点をケアしながら、徐々に第4段階にまで上っていき、(ここからはなかなか苦労しますが)最終的には5段階を目指しましょう。
5段階の人間は世界でも5パーセントしかいないといわれており、かつ彼らはほとんどが何かの才能に秀で、名前を残しています。
ちょっと尻切れの説明になってしまってすみませんが、こういう考えを使って、自分にあった彼を探してみて下さいね。では。
by 293renai
| 2006-07-30 11:47
| 秋田美人の文章